大野公民館で開催したスポーツ教室のお手伝いをしたとき、もっと続けてほしいと希望があり、私が担当したことが独立するきっかけとなりました。
修練場所は、高校の先輩が運営されていた保育園の空き施設を丸々使用させていただきました。
冬の暖房はファンヒーターが一つだけでした。
床のあまりの冷たさに子供たちと一緒に半べそをかきながら修練していたことが懐かしい思い出です。
入門の動機、道院に求めるものは皆さん違いますが、共通して指導することは。
1 元気なあいさつ。(人の出会いはあいさつから始まる)
2 笑顔を忘れず。(あなたの笑顔はあなたの周りの人をも幸せにする)
3 人と仲良くする。(自分の周りの人との調和が生まれる)
4 努力すること。(課題に取り組み努力することで成長する喜びがある)
5 楽しむこと。(自分も相手も一緒に楽しむことが長続きの秘訣)
6 一生修行する。(教えを守り自分らしい人生を歩み続けよう)
少林寺拳法は、時代の変化に対応し、調和できる人づくりを目指しています。
子供からお年寄りまで、老若男女が世代を超えて一緒にワイワイしながら楽しい時間を過ごす場所を提供したい。
少林寺拳法の修練を通じて「自己確立・自他共楽」の生き方、時代の変化に対応しながら「生きる力」を身につけ、学校、職場、地域で自分を活かしてほしい。
休眠中の拳士や長いブランクがある拳士が、いつでも気軽に顔を出してくれる道院でありたい。
錫杖伝を修練に取り入れ、近隣道院の拳士たちとの交流の場でを作りたい。
幼稚園児(4歳)、中高生から70代の高齢者まで幅広い年齢層の拳士が在籍していて、各自の習熟度に応じて工夫を凝らし、楽しく修練しています。
親子3人で在籍している拳士が複数いるので、とても家庭的で和やかな雰囲気です。
小学生の頃にやっていた、学生時代にやっていた、他の道院でやっていた方など、数十年という長いブランクを経てもう一度やりはじめたブランク組が半数を占めていて層の厚みがあります。
夏はクーラー、冬期間は全館床暖房なので、いつでも快適な環境下で修練しています。
「力の伴わない正義は無力なり、正義の伴わない力は暴力なり」この考え方に共鳴し入門に至りました。
休眠期間を含め40年近くになります。
縁のつながりに感謝するとともに、微力ながら開祖の想いを次世代につなげていければと思っています。
父、娘、息子の3人で青森南道院の門を叩き、4年半が過ぎました。
少林寺拳法を通して「学ぶことの大切さ」を知りました。
子どもの成長、自分の成長を実感できることは何事にも代えられない喜びです。
これからも家族そろって楽しみながら修練に励みます。